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BGM と短歌を読む母の声

 母はピアノが大好きで、小学校から女
学校時代までよく練習していたそうです。

 母の声を録音しておかないと・・・と感じて、数首適当に選んだものを母に音読してもらい、録音してみました。
結果は準備不足であまり上手くは、いき
ませんでした。
母が昔好んで聴いていたショパンのピアノ曲
  別れの曲
  ノクターン 作品9-1
  ノクターン 作品9-2
 管理人の好み 
冬のソナタ主題曲 (はじめから今まで)
  エルガーの「愛の挨拶」
スメタナの「モルダウ」
 短歌(2003.9.28 録音)
短歌1
短歌2
短歌3
短歌1 廣き葉のあはひに咲きて花房は白蝋なせり橡(つるばみ)の木の
短歌2 良いものを見つけたといひ出ししもの夫は萬華鏡を本棚に置く
週に一度通ふ大阪に淀川の水瀬(みなせ)の葦の青ぐめる見つ
萬華鏡に覗けば2Kの小世界變幻自在の模様にかはる
七階より俯瞰(みおろ)す右下ハイウェイには白銀燈の光残れる
隣接のビルに静まる朝はあり窓ぎはに書類を置く事務机
アルミサッシの窓をあくれば爽やかに聞こえて東京の朝の雀ら
押し移る雷雲のさき霧湧きて垂りつつ迫るビル屋上に
短歌3 わが夫がわれに与へし一のもの朴念仁の大き安らぎ  (母が墓誌に選んだ歌首)
夢七夜眠りにみつつうつせみの昼は飯(いひ)はむいのちなりけり