7月初め親戚の法事の席でこのドラマが話題に上り、すっかりはまってしまったという女性が、
「このドラマの、特にはじめの部分の音楽と風景がすばらしいから」と
言っているのを耳にして、自分はソウルに2度出張したことがあるので知ってる場所が
出てるかな ぐらいに思って一度見てみようかという気になった。それまでTVでは
このドラマを一度も見たことはなかった。TVは第13話が終った時期だった。
そこで早速レンタルビデオ店に行き、初めの2巻(4話4時間分)借りてきて見た。
すっかり引き込まれてしまい、4日間で20話全部見てしまった。
このはまり様は何だ、涙が出てしようがない。昔「大地の子」をビデオで見たとき以来の
感動を覚えた。次が見たくてしようがない気になるのである。それで4日間で見てしまった。
勿論ヨン様にではなく、と言ってチェ・ジウでもなく(少しはあるかな?!)
ドラマそのものにである。男性がはまるのは珍しいとよく言われるのだが・・?・!
単細胞だから。家内は5話から一緒に見だしたがやはりはまってしまったみたいだ。
それで、最後に家内が見ていない初めの部分を再度借りてきて見た。
おまけにTVも14話から一緒にかかさず見てしまい録画もした。
この曲は特にイントロの出だし部分がすばらしい。他にドラマで使われている曲は
「My Memory」「あなただけがーワルツのイントロで始まる」
「初めてー高校時代のチュンサンが学校の音楽室でユジンに
ピアノを弾いて聴かせた名場面で使われた曲」
「始まりースキー場のシーンが思い浮かぶ」
「I」「夢を超えて」「Moment」など
音楽 イ・イム
監督 ユン・ソクホ
高校時代の放送部の仲間
チョン・ユジン(チェ・ジウ)
カン・チュン・サン(ぺ・ヨンジュン)
キム・サン・ヒョク(パク・ヨンハ)
オー・チェリン(パク・ソルミ)
コン・チンスク (イ・ヘウン)
コン・ヨングク (リュー・スンス)
ゴリラ先生
会社
マルシャン イ・ミニョン理事、 キム次長
ポラリス チョン・ユジン、チョンア、スンリョン
カン・ミヒ(チュンサンの母 ピアニスト)
キム・ジヌ(サンヒョクの父 数学の先生)
第1話 出会い
遅刻、焼却炉の掃除、放送部の旅行、北極星
チョン・ユジンは春川(チュンチョン)の高校2年生。放送部に所属し、遅刻常習犯
だが成績はいい。クラスメートの放送部員は、ユジンの幼なじみでクラス委員長の
キム・サンヒョク、ドジだが愛嬌のあるコン・ジンスク<チンスク>、お調子ものの
コン・ヨングク、美貌が自慢のオ・チェリン。
ユジンのクラスにソウルから転校生カン・ジュンサン<チュンサン>が来る。
チュンサンは、国際的ピアニストのカン・ミヒを母に持ち、自分は数学の天才。
父親を知らないチュンサンは、母の高校時代の写真の切れ端を手がかりに、
父親を探すため春川にやってきたのだった。しかし、寡黙なチュンサンの本意を
知るものは誰もいない。
夜の繁華街で酔っ払いに絡まれたユジンをチュンサンが助けたことから、2人の仲は
急接近。チュンサンはユジンを誘って、授業を抜け出し湖畔へ出かける。
2話 はかない恋
雪ダルマ、ユジンの家で見たアルバム、数学の先生に会い確認
米国へ母と行く決心、クリスマスイブの待ち合わせとピンクのミトン(手袋)返却、事故
一緒に授業をサボったチュンサンとユジンの仲はクラス中の噂となり、サンヒョクと
チェリンは苛立ちを隠せない。特にサンヒョクは、チュンサンが自分の父キム・ジヌ
とも親しげな様子を見、怒りは頂点に達する。サンヒョクは自分への嫌がらせのために
ユジンも利用したのかとチュンサンを責めたて、その話を聞いたユジンは深く傷つく。
週末のクリスマス。放送部の6人は山小屋へキャンプに出かける。チュンサンへの
誤解を抱いたまま、ユジンは1人山の中へ入り迷子になってしまう。ユジンを探す
サンヒョクとチュンサン。しかし、ユジンを探し出したのはチュンサンだった。
わだかまりの解けたユジンとチュンサンに笑顔が戻り、2人はデートを約束する。
が、ユジンの家で昔のアルバムを見たチュンサンは、突然姿を消す。そして大晦日の夜、
待ちぼうけのユジンの上に1992年の到来を祝う花火が打ちあがる。
3話 運命の人
教室で”チュンサンが死んだ”と皆が泣く。河で、ノート破って燃やし葬式
クリスマスプレゼントとして”はじめての・・”ピアノ曲のカセット郵便届く。
10年後
婚約パーティ 美容院の帰り、初雪、彼を見る。後を追い見失う。
パーティに間に合わず。 チェリンの彼氏イ・ミニョンが放送室に来る。
マルシャンでまたイ・ミニョンに会う。
学校へ行ったユジンはチュンサンの事故死を知らされる。呆然としたまま帰宅する
ユジンの元に小包が届いていた。それはチュンサンから送られた、
遅いクリスマス・プレゼントだった。
10年後、ユジンはチョンア、スンリョンの2人の仲間と設計事務所「ポラリス」で
働いている。ラジオ局のディレクターになったサンヒョクと婚約していたが、
その婚約パーティの当日、ユジンは街でチュンサンそっくりの男性を見かけ、
姿を追って街中をさまよいパーティをすっぽかしてしまう。激しく動揺している
ユジンを見、10年前の心の傷が癒えていないことを知ったサンヒョクは、
それでも優しくユジンを支えようとするのだった。
ヨングクとチンスクの計らいで、婚約パーティのやり直しが故郷の母校で行われる
ことに。そこへフランス帰りのチェリンが恋人を連れて登場、イ・ミニョンと
名乗るその恋人はまさにユジンが街で見かけ後を追った男性だった。チュンサン
とは別人、と自分に言い聞かせるユジン。しかし、ミニョンとの出会いは、
それで終わりではなかった。
4話 忘れえぬ恋
スキー場の仕事 写真取る イ・ミニョンの顔も多数撮影
フィルムは借りたコートに。好きな人の心が一番ステキな家だと思うーセリフ
ユジンの担当する仕事先「マルシアン」の新しい責任者がミニョンと分かり、
担当を降りるユジン。しかしユジンに興味をもったミニョンは、契約の条件に、
ユジンを担当者に指名する。
アメリカ育ちのミニョンは明るく社交的な性格でチュンサンとは正反対。しかし、
ユジンは、ミニョンの挙動にチュンサンを思い出さずにはいられないのだった。
混乱するユジンは、心配するサンヒョクに本当のことが告げられない。
ある日、ミニョンとユジンは改装するスキー場の視察へ出かけることに。
2人きりになったとき、ユジンはこらえきれずミニョンに質問を浴びせ掛けるが、
そこへミニョンを追ってチェリンがやって来る。
一方その頃サンヒョクは、ユジンと一緒のはずのチョンアを見かけ、
ユジンの嘘を知るのだった
5話 罠
スキー場の工事をユジンが担当することになり、カウンターパートで責任者が
イ・ミニョンとなり一緒に働くこととなった。
マルシャンが下請けの会社に対し、パーティを催すこととなり、チンスクが
チェリンから借りたドレスをユジンに着せて出す。また自分用に買った新しい
ハイヒールもかす。
ある日、2軒目バーで偶然出合った4人(ユジン、キム次長、ミニョン、チョンア)
ではしごで飲み、キム次長のユジンへの質問初恋の人は・・に答えられず
無理して飲めないビールをがぶ飲みし、酔っ払ってしまい、最後ミニョンが
ホテルへユジンを連れて帰る。
チュンさんと思い、近寄るが直前で、ミニョンに 酔った振りして、恋人のいる
自分に言い寄ったとして、なじられ、正気に戻り,頬を殴って泣いて帰る。
ユジンと自分の恋人ミニョンとの仲が心配なチェリン。ユジンがミニョンと
一緒に仕事をしていることをサンヒョクに話していなかったことを利用し、
チェリンはミニョンに、ユジンのことをいろいろと吹き込む。
ユジンは昔から何でも自分の真似をし、好きな人も横取りする、とミニョンの
前で涙ぐむチェリン。
一方、ユジンの気持ちが揺れていることを感じたサンヒョク。いったんは
仕事を辞めろとユジンに迫るが、思い直し、今まで準備してきた仕事を継続する
よう、理解を示しユジンを励ます。
思い通りにことが運ばないチェリンは、ユジンのルームメイトでちょうど
今仕事を探しているチンスクに、自分のブティックを手伝ってくれるよう頼む。
ミニョンの会社マルシアンの創立記念パーティに招待されたユジン。
着ていくドレスがないと困っていることをチンスクから聞いたチェリンは、
あることを思いつく。
6話 忘却
スキー場の仕事始まる。
ある日、チョンアのタロットでミニョンは”運命の人”のカードを引く
(3回とも同じカード)
チェリンは恋人を取られるのを恐れてミニョンにユジンの悪口を言う。
ユジンもタロットのカードひき、右のカードは開け、恋の悩みといわれるが、
左のカードは将来予想で当然サンヒョクだとしてそのまま返却しなく良いと
いわれ自分でキープ。
酔って首になるところをユジンの懇願で解雇を取り消し、彼はソールに。
チェリンの店でチンスクから真実を知らされ、ユジンに謝るためスキー場に
急いで戻る。
現場でタロットのカードをユジンが落とし、ミニョンが拾う。運命の人と
言われた自分と同じカードを。
そして立てかけてあった木材が倒れてきてユジンが気づき、体を張って
ミニョンをたすけ、自分が怪我をする。
酔っ払ったユジンは眼鏡を外したミニョンをチュンサンと勘違いし、抱きつく。
チェリンから聞いていたとおりの言動に、男を誘惑する安っぽい手管と
ユジンを嘲笑するミニョン。酔いのさめたユジンはミニョンの発言に激怒する。
スキー場での工事が始まった。お互いに失望したユジンとミニョンは、
仕事と割り切った付き合いを。しかし、職人たちやチョンアから聞かされた
ユジンの人柄は、チェリンから聞かされたユジン像とかけ離れており、
どちらがユジンの真の姿かミニョンは混乱する。
妻の命日の晩に酒を飲んで外で寝てしまい、凍死寸前となった職人を、
自己管理が足りないと解雇するミニョン。死んだ人のことは忘れるのが一番だと
いうミニョンに対し、人を愛したことがないからそんな冷酷なことが
言えるのだとユジンは反論し、解雇の取り下げを迫る。圧倒されるミニョン。
ソウルに戻ったミニョンはチェリンのブティックを訪れ、チェリンとチンスクの
会話を立ち聞きしてしまう。
7話 冬の嵐
工事現場でミニョンをかばい、資材の下敷きになったユジン。ユジンは
幸い軽傷ですんだものの、駆けつけたサンヒョク、チェリンの思いは乱れる。
特にサンヒョクはユジンの心の揺れを再び感じ、いら立ちを隠しきれない。
一方チェリンの嘘を知ったミニョンは、チェリンに別れ話を切り出す。
焦るチェリンはサンヒョクにユジンとの結婚を急かし、サンヒョクも同調する。
またミニョンはユジンに今までの誤解を謝り、もう一度、初めからやり
直そうと提案。ユジンも受け入れる。ミニョンは、ユジンのチュンサン
に対する想いを知るにつれますますユジンに惹かれ、一方のユジンも、
押し隠していたチュンサンとの思い出を、ミニョンとなら楽しく思い出
すことができるのだった。
山頂のレストラン改装の下見に出かけたユジンとミニョン、しかし、吹雪が
強まり山頂へのロープウェイは運転を停止、二人は山頂に取り残される……。
8話 疑惑
山頂で一夜を過ごしたユジンとミニョン。翌朝、心配して駆けつけたサンヒョク
の前で、ミニョンはユジンに誰を愛しているのかと問い詰める。即答できないユジン。
いら立つサンヒョク。
一人ソウルへ戻ったサンヒョクとの仲を修復しようと、ユジンは後を追う。が、
疑念の晴れないサンヒョクは取り合おうとしない。ユジンは仕事のため
再びミニョンのいるスキー場へ戻り、ミニョンはユジンを優しく出迎える。
一方、チェリンはサンヒョクの母チヨンの元を訪ね、自分の恋人ミニョンと
ユジンの仲が疑わしいと告げる。
チヨンの誕生日。以前よりユジンを快く思っていなかったチヨンは、皆の前で
チェリンから聞いた話をユジンに直接聞き正す。激怒したサンヒョクはユジンを
連れ家を飛びだし、そのままユジンをホテルに連れ込む。抵抗するユジンに、
ミニョンとは泊まったじゃないか、と言い放つサンヒョク。
9話 揺れる心
ホテルを飛び出したユジン、探しに来たミニョンと一緒にスキー場へ戻る。
翌日、頭を下げるサンヒョクにユジンは婚約解消を申し出る。また、ミニョンには
自分の想いを告白。しかし、サンヒョクかミニョンかどちらかを選ぶことは
できないと告げる。ミニョンはそんなユジンの思いを、決断ではなく
放棄だと突き放す。
一方、サンヒョクはユジンのいるスキー場からの公開放送を計画、自分
の両親やユジンの母、友人らをスキー場に招待する。ユジンに断りなく、
皆の前でユジンとの結婚を宣言するサンヒョク。しかし、その前に
ユジンとミニョンの仲睦まじい様子を見ていたサンヒョクの母チヨンが
再びユジンを問いただす。サンヒョクとは結婚できない、と公言するユジン。
その場を逃げ出したユジンは、ミニョンに連れられ別荘へ。そこには
チュンサンの母でピアニストのカン・ミヒがいた……。
10話 決断
ミニョンはユジンを連れて自分の別荘へ。別荘には母親のカン・ミヒが来ていた。
ミヒはアメリカ育ちのミニョンが7歳のときにこの近くの川で溺れかけたと言ったり、
ユジンがチュンチョン(春川)出身と聞いて動揺したり、どうも様子がおかしい。
ユジンはミニョンに、チュンサンから教わったポラリス(北極星)の話をする。
サンヒョクだけでなく、家族や友人をも裏切った思いをぬぐいきれないユジンに、
ミニョンは自分がポラリスになるからとユジンを勇気づけ、二人に幸せな
時間が訪れる。
その頃、サンヒョクは双方の親の前で先日ユジンをホテルに連れ込んだことを告白、
謝罪する。ソウルに戻ったユジンはしかし、あらためてサンヒョクに別れを告げ、
ユジンの母もチンスクら友人もユジンの元を離れていく。
失意のサンヒョクはついに体調をこわし入院する。友人のヨングクやサンヒョク
の母の頼みも振り切り、ユジンはサンヒョクを見舞おうとしない。
ユジンのこころの内を見抜いたミニョンは、ポラリスを見失わないで、
とサンヒョクが入院する病院へユジンを送り届ける。
11話 偽り
ミニョンへ真実の愛を告げ、サンヒョクとの結婚を選んだユジン。
すっかり元気を取り戻し来月の結婚に向けて準備するサンヒョクに、
ユジンは投げやりなまでにすべてを任せるのだった。一方傷心のミニョンは
休暇をとり、再び別荘を訪れる。湖に出かけたミニョンは20年前
ここで溺れかけた
7歳の少年の話を聞く。少年の名はチュンサン、同じく7歳のときに湖で
溺れかけたと聞かされているミニョンは、自分の記憶に疑問を感じ始める。
カン・ミヒのピアノ・リサイタルがソウルで行なわれることになり、
サンヒョクは取材を申し込もうと会場へ出向く。そこで父チヌを見かける。
チヌとミヒは高校時代の同級生で、チヌはミヒに息子の名をたずねていた。
なかなか立ち直れないミニョンを心配するチェリンは、ユジンに助けを求める。
ユジンはミニョンに貰ったポラリスのネックレスを返し、あらためて別れを
告げるためとミニョンと会う。しかし、その場を見かけたサンヒョクは
再び疑念に取り付かれるのだった。
12話 10年前の真実
サンヒョクはユジンと和解し、結婚報告を兼ねてユジンの父の墓参りの
ため、二人でチュンチョン(春川)を訪れる。車中、カン・ミヒの話題
になり、ユジンからミヒがミニョンの母であることを聞かされたサン
ヒョク。ユジンを途中で降ろし、サンヒョクは母校の高校に戻りカン・
ジュンサンの生徒記録簿を確認する。
一方のミニョンもカン・ジュンサンの正体を確かめようと、チュンチョンに
あるチュンサンの家を訪れ、そこで母ミヒと出くわす。矛盾を問い
ただすミニョン。そしてミヒは……。
13話 追憶
ミニョンはユジンに自分がカン・ジュンサンであることを告げるが、
ユジンは信じない。それどころか、ユジンはミニョンとチュンサンの
違いを挙げ連ね、サンヒョクと生きる決心をミニョンに告げる。
ミニョンの母ミヒは、事故で記憶を失ったチュンサンにミニョンとしての
記憶を植え替えたいきさつを話し、ミニョンも母の苦渋を知る。
ミニョンはチュンチョンの家でチュンサンの足跡をたどるが、
チュンサンとしての記憶は戻らない。
ミニョンは、ミニョンとしてこれからを生きていく決心をする。
サンヒョクやミニョンの最近の挙動を不審に思っていたチェリンは探偵を雇い、
カン・ジュンサンとイ・ミニョンが同一人物であることを突き止める。
一人何も知らないユジンもしかし、このところのサンヒョクらの挙動に
引っかかりを感じていた。ユジンはミニョンを訪ねようとホテルへ出向くが、
それはミニョンがアメリカへ旅立つ前夜だった。
14話 二度目の事故
ミニョンのいるホテルへ出向いたユジンだったが、結局会わずに帰る。
翌日、ポラリスへ出社したユジンはチョンアから包みを渡される。
中には「初めて」のCDとミニョンからの手紙が入っていた。
手紙を読んだユジンはミニョンがチュンサン本人であることに気付き、
ミニョンを追い空港へ急ぐ。
空港でミニョンを見つけ、「チュンサン」と呼びかけるユジン。抱き合う二人。
ホテルに戻り、チュンサンに話しかけるユジン。しかし、話をすればするほど、
ミニョンはチュンサンとしての記憶がない自分の存在が無意味に
思えてしまうのだった。
夜、チンスクからユジンが帰ってこないことを知らされたサンヒョクの元に、
ミニョンから連絡が入る。サンヒョクにアメリカへ発つ決意を告げ、
部屋で寝てしまったユジンを迎えに来るよう頼むミニョン。
翌朝、目覚めたユジンはサンヒョクを振り切りミニョンを追い、道路を突っ切る。
迫るトラック。身を挺し、ユジンをかばうミニョン……。
米国へ今日発つという日、ユジンは知らず、ミニョンからのプレゼントを
チョンアから事務所で受けとる。”はじめて・・”の曲のカセット
を聴き、ケースから落ちたメモをみて、チュンサンしか判らない
ことが書いてあったので、すぐ空港に追いかける。
会えて、ホテルに戻る。ホテルで涙で話すが、たとえば、大晦日に
ピンクの手袋を返してくれる約束も思い出せず。
ミニョンさんがチュンサンだったことが友達に伝わる。
ミニョンはサンヒョクに電話し、翌朝迎えに来ること依頼し、
翌朝、ユジンをホテルにおいて、寝てる間に彼は空港に向かおうとする。
ユジンは目をさまし、いないので後を追う。街で出会い、彼に道路を横断して
近づくが、バスにはねられそうになり、彼が守ってはねられててしまう。
病院に運ばれて数日意識なかったが、やっと取り戻し、しかもチュンサンの
記憶を。(ユジンと判るーユジンと呼ぶ)
15話 過去への旅路
昔の記憶を取り戻し始めたチュンサン。それを知ったサンヒョクはユジンの
幸せを願い、ユジンとの結婚を正式に取りやめる。
退院したチュンサンはソウルにアパートを借り、ユジンは内装を手伝う。
幸せな時間が流れる。そんなとき、高校時代の恩師ゴリラことパク先生が
ソウルへやって来て、ユジンらを呼び出す。みなが呼び出されていることを
知らないユジンはチュンサンを連れて現れる。席を立つチェリン、
追うサンヒョク、酒に酔ってチュンサンにからむヨングク。
翌日チュンサンは、ユジンをともないチュンチョン(春川)へ。少しでも早く
記憶を取り戻したいチュンサンに、ユジンは思い出探しではなく、これからの
二人を楽しもうと勇気づける。
ソウルに戻ったチュンサンは、ふとしたことからある記憶がよみがえる。
それはユジンに借りたピンクのミトンだった。ミトンを探しに再びチュンチョン
に戻ったチュンサンは、もう一つ、大切な記憶を思い出す。それは、
大晦日のデートでチュンサンがユジンに伝えようと思っていた言葉だった。
二度目の交通事故から意識を取り戻し、過去の記憶の一部も徐々に取り戻していく。
高校の教師ゴリラを囲んで昔の仲間で話すが何も覚えていない。
チュンチョンに行こうと言い出す。昔を思い出すために。
チュンチョンの家に行こう、君に返すものがあるからと
大晦日に ここで会う約束をして伝えたいことを思い出した。
16話 父の影
高校時代の記憶をほぼ思い出したチュンサン。しかし、チュンサンはまだ
思い出せていない記憶に、不吉な予感を感じていた。
明日が自分の誕生日であることを思い出したチュンサンは、10年分の
お祝いをしようと大量に食料を買い込む。しかし、祝ってくれる相手は
ユジンとキム次長しか思い当たらない。ユジンはチンスクを誘う。
先日パク先生に呼び出された席で、険悪なままになっているチュンサンと
みんなの関係を気にしていたチンスクは、チュンサンの誕生日にみんなを
連れて行くと宣言する。それぞれに思いを抱きながらも、
チュンサンとユジンを祝福に集まる仲間たち。
その頃、チュンサンの母ミヒは、ユジンの父が自分の高校時代の同級生
ヒョンスであることを知る。また、サンヒョクの父チヌも、チュンサンと
ミニョンが同一人物でその母がミヒであることを知る。チヌは仕事で海外に
いるミヒに連絡をとり、息子の父親について問い詰める。
夜、散歩していたユジンとチュンサンはオルガンの音に誘われ教会へ。
そこでは結婚式の予行演習が行なわれていた。チュンサンはユジンに
プロポーズする。
誕生日のパーティに昔の友達がきてくれる。
ただしチェリンは別、チェリンのところにいくが、仲直りできず、
僕がくるのが早すぎた」と去っていく。
昔の数学の教師、サンヒョクの父に会い、自分の父の話をだすが
・・無理におかあさんに訊かない方がいいと。
2人で散歩、教会に行き着く。リハーサル?
カンミヒがヒョンスの妻(ユジンの母)のところに突然訪れる。
17話 障害
チュンサンとユジンが結婚への意思をかためたその頃、ユジンの母は
サンヒョクの父チヌを訪ねていた。チヌはチュンサンの母ミヒ同様、
チュンサンとユジンの結婚に激しく反対する。
チュンサンはユジンを伴い、結婚の許しを求めてユジンの母を訪ねるが
追い返される。ユジンの母はユジンに、反対する理由を告げる。昔、
ユジンの父ヒョンスとチュンサンの母ミヒは婚約までした仲だったのだ。
ミヒが母の昔の恋敵と知ったユジンは複雑な心境。また、チュンサンも
自分の父親に関するあやふやな記憶に、言い知れぬ不安を覚えるのだった。
一方、二人の結婚を聞いたサンヒョクは心から祝福しようとチュンサンを
訪ねるが、双方の親だけでなく自分の父チヌも結婚に反対していることを知る。
親の同意を得られぬまま、チュンサンとユジンは結婚しようと教会へ。
そこへ、チヌの告白を聞いたサンヒョクが現われる。
ユジンの母がサイヒョクの父と会う。カンミヒから2人を結婚させないように
と言われたと。彼も同意見だという。
ユジンとチョンサンはユジンの実家に結婚の承諾をもらいに行く。
「こんな風に急に来ないでください。そんな簡単なことじゃないんです。」
と反対される。
外に出て「どうしてこんなに不安なんだろうと」2人抱き合う。
ユジンの母がユジンに昔の仲間3人が写ってる写真を見せる。
「自分が結婚を許してもカンミヒが許さないと」
ユジンが母から言われたことをチュンサンに話す。
「一度は婚約した仲だったのでだめだと」
ある写真屋で2人の記念写真をとる。兄弟ですか、それとも結婚を
反対されているのですか」といわれる。
結婚おめでとうと言いにサイヒョクを訪れる。しかしチュンサンが
真実を話す。それだったら「駆け落ちしたら」といわれるが、
チュンサンはどこに逃げても追ってくるみたいで・・・」
やっと友達になれたなあ、あれから10年。」
スキー場でユジンがチュンサンの帰り待つがなかなか戻らない。
戸外の降雪機の近くに歩いていくと、ばったりチュンサンと会う。
何時帰ってたの、泣きたいんでしょう」二人抱き合う。
翌日、チュンサンがすぐ結婚しようと言い出す。
チュンサンはカンミヒに父親のことを確認「ヒョンスなの」と
母は「ごめんなさい」
すぐに結婚しようといったの本当なの」「本当だよ」
サイヒョクはある日帰宅したら、父が電話で2人の結婚反対しているのを
聴いてしまう。そして「なぜ反対するの、僕のせいで?」いやちがう。
2人は兄弟なんだと」だから結婚をとめてくれと
教会に車をとばす。2人だけの結婚式を挙げようとしている2人のところに。
18話 運命のいたずら
チュンサンとユジンが兄妹と聞かされたサンヒョクは、結婚式最中の
ユジンを無理やり連れ出す。ユジンが自分の異母妹であると勘付いていた
チュンサンもあとを追えない。ソウルに連れ戻されたユジンはチュンサンと
連絡をとろうとするが、所在がつかめない。
チュンサンは母ミヒからユジンと別れるよう説得される。意を決した
チュンサンはユジンを冬の海へ誘う。ようやくチュンサンと会えてはしゃぐユジン。
しかし、チュンサンは一人ひそかにユジンとの思い出を海へ投げ棄て、
後のことをサンヒョクに託し姿を消す。
サンヒョクの母チヨンはチヌとサンヒョクの会話を立ち聞きし、
チュンサンとユジンの関係を知る。ユジンとサンヒョクが再び付き合うことを
危惧したチヨンは、警告のためユジンを訪ねる。ユジンはチヨンから、
自分がチュンサンの異母妹であると初めて聞かされるのだった。
サンヒョクの父チヌはしかし、まだ一つ、腑に落ちないことがあった……。
スキー場に隣接する教会で2人だけで結婚式を始めたが、途中でサイヒョクが
飛び込んできてユジンを強引に連れ出す。
翌日、チュンサンとサイヒョクが会って話の中で、「君も知ってたのか、誰も
知らないと思っていたのに・・・。どこか遠くへ2人で行ったら、見逃して
くれるか」「無言」場面かわる。
ユジンがカンミヒの事務所をたずね、チュンサンの居所を尋ねるが、答えず、
会わない方がいいとつっぱねられる。
チュンサンと母話し合い、「ユジンと別れなさい、さもなければ私が(結婚反対の
理由を)話すから。「やめて、僕が言うから」
翌日、ユジンの前にチュンサンが現れる。「どうしてたの、すごく心配してたのに」
海を見に行こうとチュンサンが言い出して、海ははじめて(2人では)
で最初の海
だね。
(そして最後の海、ここで僕は彼女を手放そうとしている・・と)
海岸で彼女がちょっと買い物に消えた間に、からチュンサンがサイヒョクに電話。
「あさって、ここにきてくれ」と
そして付け足す。ユジンの家に写真を郵送したが、彼女が見る前に捨ててくれと
ユジンが僕を思い出すものは何も残したくないんだ。
冬の海岸にあるさびれた旅館に行き、宿を頼む。翌日も海辺近くを2人で散策。
ユジンが「実は先日ネックレスを階段上から落としたときに鎖から、ポラリスの
飾りが取れてしまったの」「返してくれ、僕が直してあげるから」
その夜半、チュンサンはユジンが寝てる間に、一人抜け出し、海岸でユジンから
昨日渡された張り合わせのコイン、(表だけが出る)、昨日ユジンが買ってきて取った
インスタントカメラ(フィルム)、そして、壊れたネックレスも海に向かって投げ
捨てる。そして翌朝ユジンが目を覚ますと、隣に寝てるはずのチュンサンがいない、
すぐ戸を開けて出ると、そこには、サイヒョクがいる。「貴方がどうして、ここに
いるの」「チュンサンは行ったよ、母が反対するので悲しませたくないと、二度と
君に会わなと」「うそでしょ、そんなはずないわ」
カンミヒとサイヒョクの父が会って話してる場面「貴方は私を愛してくれたけど。
ヒョンスは私を愛してくれなかった。そこがヒョンスとあなたの違いよ
サイヒョクと父の話(2人が兄弟だから絶対に結婚させてはならない)を母が
立ち聞きしてしまう。そして彼女はユジンに会い、「まだ貴方は内の息子と
会ってるの、チュンサンとだめになったから、元にもどろうとして、・・・
話の中でユジンが知らなかった、2人が兄弟だということをもらしてしまう。
「今。2人は・・そのあとなんといったの」と訊き返す
19話 父と子
絶望したユジンはチュンチョンの母の元へ。サンヒョクの父チヌは
チュンサンをアパートに訪ねるが、その場でチュンサンが倒れてしまう。
病院の検査の結果、先日の交通事故が原因で脳内に血腫ができていることが判明。
一刻も早い手術が望まれる状態だった。一方同行していたチヌは、
自らの疑念を晴らそうと自分とチュンサンの血液検査を依頼する。
チュンチョンの父の墓前で、無理な夢は追わないと誓ったユジン。
人生をやり直そうと、仕事を辞めフランスへの留学を決める。
ユジンはチュンサンと会い、別れを告げる。
一方、血液検査の結果を知ったチヌは急ぎ、ミヒの元を訪れ、
真実を問いただす。さらにチヌはチュンサンを訪ね、自分が父であることを
告白する。27年前、ヒョンスを失い生きる気力を失ったミヒは、身ごもった
チヌとの子供をヒョンスの子供と思い込むことで、自らを救ってきたのだった。
ユジンがチュンサンの家に行くが、カンミヒも同じく彼に会いにきてた。
本当に居所知らないのですか? 知らない。彼を忘れてくれと。
ユジンがマルシェの会社に行き、ユジンが居て、二人で話す。本当なのかと?
サンヒョクの父がチュンサンを訪ねる。帰り際、チュンサンが気絶し、病院に運び
こまれる。父はそっと血液検査も頼む。
サイヒョクとユジンが会話、ユジンがサイヒョクに最後に一度チュンサンにあわせて
欲しいとたのむ。はじめは断るが・・。ユジンは会社を辞めることを決心。会社に
荷物をまとめに。以前会社で家を設計してみてと頼まれ、設計してみたが、コスト
がかかりすぎると却下された模型をもち会社を出て、公園に。そこでチュンサンと
あう。2人はお互いに愛している という。この模型あなたにあげるわ。
お互いに振り向かないで別れましょう。
最後に見たのが後姿なんて覚えておきたくないじゃない。と2人背を向けて別れる。
病院の結果を父が知り、カンミヒを訪ね、チュンサンが私の子供って本当か、
そのとおりよ、チュンサンは貴方の子よ。
チュンサンは会社で倒れる。
病院で気がつき、医者にすぐ手術を勧められる。考えさせてください。 考えてる
暇はありませんよ。このまま放置しておくと、失明し、生命にもかかわります。
サイヒョクの父がチュンサンを訪ね、どうして今まできがつかなかったのだろう。
チュンサン、君は私の息子なんだ。病院で調べてもらったし、君のお母さんにも
確認したんだ。
母とチュンサンの会話 今更ごめんなさいって。僕らを別れさせておいて。
ヒョンスの子と思い込みたかった。そうしないと、貴方を育てられなかった。
ユジンとサイヒョクが会い、フランス留学のはなし。
放送局の仲間に、ユジン一人で留学に行かせていいのか、とあおられる。
ユジンの家のまえでサイヒョクが「もう一度やりなおそう」とそれを陰でチュンサンが
見てるシーンでおわり。 (ユジンに父はヒョンスではないこと伝えにきた?)
20話 冬の終わり
ユジンにもう一度やり直したいと告げたサンヒョクは、反対する母の説得を
父チヌに頼むが、チヌは、チュンサンが自分の子でありサンヒョクの異母兄で
あることを告白する。あまりの衝撃に、サンヒョクはユジンの留学に同行すると言い、
チュンサンにも、自分とユジンがやり直すことに協力するよう詰め寄る。
一方アメリカでの手術を決めたチュンサンは、自分の病状が予断を許さない
ことからサンヒョクの願いを聞き入れ、ユジンにサンヒョクとやり直すよう薦める。
しかしサンヒョクはチュンサンの病状を知り、急ぎユジンを連れ空港へ。
だが、チュンサンを乗せた飛行機はすでに離陸したあとだった。
3年後、フランス留学から戻ったユジンを昔の仲間が出迎える。チョンアから
渡された雑誌には、実際に建てられた「不可能な家」が掲載されていた。
ユジンのほかに「不可能な家」の設計を知る人は一人だけ。
ユジンは「不可能な家」を訪れる。
サイヒョクとユジン車の中「もう一度やりなおさないか・・・いつまでも待つ」
サイヒョク帰宅、父に話しがあるとして、「もう一度ユジンとやり直したい」と、
しかし意外や父の答は「ユジンにチュンサンを返しなさい」といわれ車で飛び出す。
チュンサンは母を先にアメリカに送りだす。サイヒョクがチュンサン宅を訪れ、
ユジンがフランス留学するので僕も一緒に行けるようユジンに頼んでくれ」
「ユジンをみたらそんあこと言えない」と断られる。「たとえ君らが兄弟でなくとも
・・・ユジンと・・・」「君は真実知ったんだねお父さんから聞いたのかい」
チュンサン医者に行き、このまま放置すると失明の恐れがあるとのことで、
アメリカで手術することになった。
会社でユジンからもらった家の模型を徹夜して図面化する。キム次長から問われて
「もしかしたら、もう書けなくなってしまうかも知れないから。
チュンサンが車から電話、そして会う。顔色悪いけど、ユジン君の顔を見ておこう
と思って、もう見られないかもしれないので。
実は最後にお願いがあるんだ。サイヒョクと一緒に留学してほしい。
それはダメ、出来ない。お願いだよ、サイヒョクなら君を幸せにしてくれる。
チュンサン米国行きの朝放送局にサイヒョクを訪ね、屋上で、サイヒョクに
ユジンを守ってくれと頼む。僕はもう戻らない。元気でな!ユジンのもとへ
戻れよ、出来ない。愛はゆずるものではない。君のほうが長くユジンのそばに
居て見守ってあげられるから。じゃ行くよ。
その夜、サイヒョクがユジン宅に駆け込み、兄弟じゃないこと、病院から偶然受けた
電話内容ー手術しに行く、死ぬかも知れないと
2人で空港に追うが10分前に飛行機は出ていた。
翌日サイヒョクがニュウヨーク行きの航空券をもってユジンにアメリカに行くように
勧める。
「あの海で幸せだった思い出を残すために会うのはこれが最後にしようとの会話が浮ぶ」
ユジンはニューヨークではなくフランスに旅立つ。
そして3年後、(ユジン帰国し) チンスクとヨングクが子供と、そこには
ユジン、チェリンもいる。
ユジンが昔の会社ポラリスに行き、チョンアから建築雑誌を見せられ、ここに
載っている写真の家は昔ユジンが設計した模型にそっくりだが、誰かにわたしたの。
「この家どこにあるの」そしてその家に向かう。小船に乗って家の近くに着く。
ハイビスカスが咲いている道を分けて進み、やっと海辺の新居にたどりつき、
誰もいないようだったので独りで上がりこむ。
ジグソーパズルが壁にかかっている。あの時のように一つ抜け落ちているのを
拾ってうめる。
そこへ、失明したチュンサンがお供の運転で小さなバギーで戻ってきて、
「ここは良く分かっているので自分ひとりで大丈夫です」と手探りで応接間に。
ベランダにユジンが海をみながら背を向けている。
と、ユジンがテーブルに触れてガチャと音をたてる。
「どなたですか」返事なし、再度「どなたですか」しばらくして「ユジンか」
「そうよ ユジンよ、チュンサン」と答て、夕日をバックにベランダで抱き合う
2人が最後のシーンとなる。
(上記は自分のメモの他にNHK 冬のソナタ 放送予定「あらすじ」から引用)
12月20日よりNHK BS2で字幕つきの韓国版を放送するようです。
お楽しみに